10泊11日(全体は13日)の長いクルーズツアーであったが、本当にあっという間に終わってしまった感じだ。今回の参加者18名の内15名が60歳以上と聞く、長期の休みになるとどうしても年寄り中心に・・・。

中:船上最後の夜の宴会ごの全員集合
右:ソロン上陸直前に

本当に皆様有難うございました。楽しいダイブクルーズでした。 

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私の日記です。ダイビング、旅行などを中心に気ままに書いていますよければ見てください  


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今回のクルーズはアンボン・バンダ諸島を経由してラジャンパットに行くためアンボン島(セラム島のすぐ近く)のアンボンにへジャカルタから飛行機で入った。そこからクルーズ船に乗ってバンダ島などでダイビングをしながらラジャンパットに入り最後は西パプア州ソロンに行きここで下船し飛行機でジャカルタそして日本へ帰るルートで合計13日の長旅だった。
アンボン・バンダ諸島は17世紀頃の香辛料を巡る欧州による壮絶な植民地支配による島民の虐殺などが起きた歴史を持つ地域である。

左:インドネシア世界地図
右:インヂネシア地図
右下:アンボン・バンダ・ラジャンパット
    マップ


あまり大物、大きな群等は少ないが、ここ特有の希少種や珊瑚等生物が生き生きしている。種類も多く海洋生物の宝庫とも言われている。

左:一面にサンゴがビッシリ
中:ナイトで見たニシキテグリ ここの
  オスは大きい、メスの4倍ほどか
右:珊瑚のそばには小魚が一杯
下左:透明度が高く気持ちよさそう
下中左:見事なウミウチワが至る所に
下中右:視界一杯に広がる魚の群、群
下右:キンセンフエダイの群が綺麗

上左:バンダ島に接岸中、海面は静かで
    緑濃く本当に素晴らしい所だ
上中:町の背後にある要塞から隣の島
    グヌン・アビ島を眺める
上右:GPSによる私の全工程
    Google earthで詳細が見れます
下左:同じく要塞からグヌン・アビ島を見る
下右:バンダ島博物館に展示されている絵
    オランダに傭兵として雇われた日本
    の浪人達が島民を虐殺している

バンダ島はバンダ海の中央部にあるバンダ諸島の中心的な島で、17世紀香辛料戦争の中心的舞台でもあった。当時オランダは香料の取り立てに反抗した島民全員(約6000人)を虐殺すると残虐な事をしても香辛料を欲しがったのだ。今のバンダ島の住民は他の島から奴隷としてつれて来られた人々の子孫であるという。

今のバンダ島は静寂で日差しは強いがそよ吹く海風が快い素敵な所でした。
小さなアルボレック島で子供たちがオールを使ったダンスの披露してくれた

左:サンゴが鮮やかで生き生きしている
  サンゴの周りには無数のこざかなが
  飛び交う景色にはうっとりし、癒される
中:カンムリブダイの群
  バッファローフィッシュという名を持つ
  この魚の群は正にバッファローの大行
  進だ。そこのけそこのけと我が物顔で
  走り抜ける
左:スパインチークアネモネフィッシュ
  強烈なオレンジに白い3本の線。
  綺麗な魚だがオスだけだ。

2015年2月7日〜2月19日 インドネシア・ラジャンパットダイビング


2015.05.23
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香辛料戦争時バンダ島の島民はオランダの厳しい植民地政策に反対したため、オランダ人により島民全員6000人以上が虐殺されてしまった。胡椒が金と同じ価値があった時代、欧州の列強オランダ、イギリス、などは香辛料の確保のためあらん限りの残虐な行為を行ったが、バンダ島の島民全滅もその一つである。 今ここに来てみると、バンダ島は本当に静かで明るくて、遠い昔に苦痛の歴史があったことなど思い起こすのも難しい。

上左:隣のグヌン・アビ島のガピ火山を背景に全員集合
上左中:島の小学生達か、明るく愛くるしい。我々のために校歌を歌ってくれた
上右中:綺麗な手作りのボート
下左:ラジャンパットの小さな島々に囲まれた綺麗なラグーン
下右:アルボレック島の子供たちがオールを使ったダンスを披露してくれた

上左:透明度の高いドロップオフに鮮
    やかな海綿達が目を楽しませ
    てくれる
上中左:ツバメウオの群
上中右:ピンジャロスナッパー 光を
     当てると本当に真赤です
下左:歩くサメ・エボレットシャーク 夜だけ
    ヒレを使って歩くように移動します

海洋生物の宝庫といわれぐらいだから中々珍しい生物が多い。
歩くサメ、や口ひげをはやしたサメ、光を当てると赤くなる魚など、マクロではさらい 多数の珍種がいるようだが私は門外漢で良くわからない。
特に歩くサメは”Wolking shark”・エボレットシャークは2013年に新種として発表された物でここの海のポテンシャルの高さがうかがえる。


アンボン・バンダ海・ラジャンパット 3秘境の海の
ダイビングの様子を大きな写真で見ていただけます。どうぞごゆっくりと。

                

地形的にも複雑な計上しているところも多くあり、トンネル、洞窟なども大変面白い。

左:小さなトンネルだが中はソフト
  コーラルがビッシリ。
中:マンタポイントも多い。だが、今回は
  マンタを見たのは一回きりだ。
  だが、大きなブラックマンタで大満足
右:奇妙なさめ ウォビンゴ全身像

インドネシア東端、ニューギニア島西端の4っの大きな島より構成されるラジャンパット。古くから未開の海、海洋生物宝庫と言われるところであるが、今回それに香辛料戦争での中心舞台となったアンボン・バンダ諸島を加えた超豪華で贅沢なダイブクルーズが企画されたので、何が何でもと参加した。ラジャンパットはマクロが中心と言うことで今まで躊躇していたが、胡椒が金の値打ちと同じと言われた時代に欧州の列強に蹂躙された島々をぜひ訪ねたいと参加することにしました。・
マクロがやはり中心でしたが、貴重な生物も一杯で透明度も高く、素晴らしい海でした。

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さて、ダイビングだが アンボン、バンダ海そしてラジャンパットとまわったが、アンボンはマクロ中心で透明度も悪く期待外れ、バンダ海はドロップオフも珊瑚もそして魚も多く楽しい所だ。ラジャンパットは生命力があふれた豊かな海と神秘さも持つ上質なダイビングポイントだ

左:イエローフィンフラッシャー
中:アカククリ(幼魚)
右:透明度抜群の綺麗なドロップオフ

  

アンボン・バンダ海・ラジャンパット3秘境を巡るクルーズダイビング
2015年2月7日〜19日に上記3秘境を巡るダイビングツアーに行ってきました。
ラジャンパットは前から気になっていた所ですが、どうもマクロ中心と言う先入観があり行くのを躊躇していたが、今回ラジャンパットに加えてアンボン・バンダ海へも行く企画が発表され、もともと、香辛料戦争の舞台となったバンダ島に興味があったので、即参加を申し込んだわけだ。香辛料戦争(16〜18世紀)というのはアジアで採れる胡椒などが当時の欧州では金の値打ちと同じだとされ、その争奪戦において欧州の列強が非道の限りを尽くして現地住民から搾取してきたもので詳しくは別途ブログにも書きましたので参照下さい。
さて、ラジャンパットはやはり海洋生物宝庫と言われるほど生物が多種で豊富で生き生きしていた。確かにマクロ派にはたまらない所だと思うが大物好きの私にとっても透明度が高く、多種多様な特に珍種と言われるような魚たちに出会えて満足なダイビングであった。念願のバンダ島も静かで長閑な島民の生活に触れることが出来本当に良かった。