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左の写真は同じくホテルからプールサイドを写したものですが、このプールサイドを使って結婚披露宴を行いました。
バンコクへ車で帰る途中によったドライブイン。牛の牧場が近くにあり、乳製品を売っていました。大きなアイスクウリームが30円ぐらいで本当においしかった。途中の道も片側3車線で綺麗に整備されインフラが整っていることが改めて感じさせられた。

ホテル6階の私の部屋からの市内の様子。
乾季ですが緑豊かでどこまでも広がる平原の様子がうかがわれます。
高層建築は少なく(必要がない?)が必要なショップは整っていて、本当に静かな綺麗な町です。

ブリーラムの市内の様子は、夜遅く付、結婚式が終わって、早朝ホテルをバンコクへ向けて出発したので殆どわかりません。
ホテルからの様子をほんのちょっと紹介します。
Phepnakorn(テープナコン) ホテルの入り口。同じ車が3日間止めてあった。右側の写真は私が宿泊した部屋です。
シックで落ち着いたいい部屋です。これで3000バーツぐらい。

            ブリーラム ホテル、市内の様子

この寺院は東西を向いており、東はアンコール・ワットの方向を向いている。3〜4月にかけての満月の非には、神殿をまっすぐに貫く中央通路の両側に、昇る太陽と満月が正対するように設計されている。日の出は神殿正面の参道側から昇る。
写真は西側の入り口の塔。

ブリーラムでの結婚式と披露宴の休憩の合間にパノム・ルン遺跡を訪問した。
ここはブリーラムから約1時間でカンボジア国境近くの小高い死火山に、アンコール朝時代に建てられた重要な寺院で、クメール王朝絶頂期らしい重厚なつくりと規模を誇っている。
頂上からイサーンの大平原が見渡せて、圧巻の景色で、遠くにドンラック山脈が、その向こう側はカンボジアだ。このプラサート・パノム・ルンは東西の直線状に配置されていて、正面は東のアンコールワットの方向に向いている。

中央主祠堂の出入り口には門番のような立像が立っている。往時は左右に立像があったものと思われる。.
中央主祠堂を囲む回廊の美しい丸い屋根は正面側を除いて、ほとんどが崩壊して残っていません。
この回廊はぐるりと中を一周出来なくコーナーや回廊の中央出入り口部分に壁があり通り抜け出来ないようになっています。

1988年5月に17年がかりの修復工事が終了し、往時を偲ばせる荘厳さを見せている。
左中:修復された尖塔。
右:ここにもナーガ(蛇神)がある。このナーガは細かいウロコ状の細工が施されていて、りっぱなナーガでした。

左、中:主祠堂前室にシヴァ神の乗り物聖牛ナンディンが安置されている。
右:主祠堂にシヴァ神の化身としてリンガが安置されている。

外壁には多数の緻密なクメール様式の宗教装飾が施されている。
正面回廊から主祠堂への入口上部破風部分(東側)のレリーフがとても美しい。破風部分に踊るシヴァ神があり、下部まぐさ石部分に横たわるヴィシュヌ神があります。このまぐさ石の横たわるヴィシュヌ神のレリーフは修復前に盗まれ、アメリカのシカゴ博物館で発見され、国をあげての返還運動により、この元の場所に戻ったことで有名なレリーフである。

大階段の正面向こうにこの寺院の回廊と入口前にナーガの第2十字テラスが見えます。
十字テラスの前に四つの沐浴場があります。参拝に来た人達はここで身を清めたのでしょう。

  

上段右:長い参道の向こうに階段,そして遠くに寺院が見える。参道の両脇には蓮の蕾のを模した柱が並んでいる。

下段左:大階段の下にナーガの欄干がある第1十字型テラスがある。「ナーガ」はインド、東南アジアで信仰されている蛇神で、ナーガは地上界と天上界をつなぐ懸け橋とも考えられているとのことで、寺院の入口に配置されている。

下段右:階段を上り詰めた頂上より長い階段を見る。十字型テラスが中央に見える。

            ブリーラム パノム・ルン遺跡の観光(2010年2月14日)

2010.3.24
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