鹿児島県・トカラ列島&硫黄島
トカラ列島は、屋久島と奄美大島の間に位置し、七つの有人島(口之島、中之島、
諏訪之瀬島、平島、悪石島、宝島、小宝島)といくつかの無人島からなる湿潤亜
熱帯埴生に属する島々で、トカラ列島の島々はすべて霧島火山帯に属する
火山島である。硫黄島は薩摩硫黄島とも呼ばれ、竹島、黒島と合わせ上三島
を構成する。鬼界カルデラの北縁に形成された火山島であり 主峰の硫黄岳は
常時噴煙を上げている。平家伝説縁の地で『平家物語』に語られる
俊寛が流刑された「鬼界ヶ島」と伝承されている。