披露宴の式次第はなく、勝手に飲み食い喋っています。唯一親族が壇上に上がって挨拶します。私も仕方なく・・・・。

宴会はホテルのプルサイドで300人ぐらいの人が集まりました。6時からでしたが、皆が集まったのは7時頃です。それまでにすでに宴は大盛況。

披露宴は街一番のホテルで行います。
新郎の実家からホテルまで像に乗ってやってきました。

カイロの夜景
ナイル川を渡る橋と、カラフルなカイロタワー

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挙式が終わり皆が食事をしている間に、新郎新婦と婚姻届を出すべく近くの市役所にいきました。大変綺麗で電算機もあり近代化されていました。新郎新婦は何枚もの書類にサインをさせられ、やっと右の写真の結婚証明書が貰える・・・・手渡されるのは披露宴でのこと、それまでオアズケです。
披露宴は午後6時からです。それまでみな自宅に戻り休憩です。私は、町から70kmぐらいのところのアンコール時代のパノム・ルン遺跡に行きました。その報告は別ページで。

下の写真は新婦の実家の庭での食事の風景。 いよいよ挙式が終わって食事の時間ですが、近所の人たちは時間に関係なく好きなときに食べています。結婚式前日の前夜祭から、当日の朝5時よりの朝食、そして昼食。 多くの人たちが飲みそして食べる。半端な量ではありません。近所のおばさん達20人ぐらいが一生懸命作っていました。料理はほとんどが辛めでした。。

結納金は日本円でもかなりの金額だ。
住んでいる場所、新婦の家族構成などで金額が違ってくるが、両親の一存で決まる。
上右:これから参列者の祝福を受けるために並んだ新郎新婦。
左:結ばれた二つの白い輪を新郎新婦がかぶり、参列者が二人の両手に小さな如雨露で水(タイでは水は清く、豊穣を意味する)をかけ、朝お坊さん達が祈願してくれた紐を二人の手首に括り付けます。
右:挙式が終わった二人は飾り付けられたベットで初夜を迎える。皆の前で強引に抱きつく格好をさせられます。

お坊さんの幸せの祈願が終わると自宅の仏壇に向かって結婚を報告します。

祈願の後、お坊さん達は食事し、引き上げます。その後参列者は朝食となります。
ここでいったん休憩し、10時ごろから結婚式が再び新婦の自宅で始まります。

幸せの祈願が終わったら、お坊さん達の朝食です。参列者全員がお坊さんの前の托鉢にご飯を入れていきます。食べきれない物は後でみんなで朝食のとき食べます。

結婚式は新婦の自宅で朝5時から始まりました。早朝にかかわらず大音響のスピーカから民族音楽を流し、近所の人が多く集まってきます。
お坊さんは7時ごろ9人(タイは9という数字が好きです)も来られ幸せを祈願してくれます。
お坊さんが持っているのは白い紐で、この紐で挙式時新郎新婦が頭に結びます。

甥っ子がタイの女性と結婚することになりました。
結婚式はバンコクよりおよそ500kmはなれたタイ東北部ブリーラムで行われました。
バンコクに早朝到着して、チャーターした車でアユタヤー経由でブリーラムにいきました。途中どこまでも無料で立派な片道3斜線の高速道路が走っていることには驚きました。
結婚式はタイの伝統的な仏教式結婚式で、結納金などの風習がまだ残っており貴重な経験をすることが出来ました。
写真下は結婚式が終わってやっと寛ぐことが出来た二人。

一旦ホテルに引き上げた新郎は像に乗って新婦の実家へホテルを出発します。この行列は金太鼓の賑やかな行列です。

新郎の父が病気で出席できなかったので、私が代理で像に乗りました。アユタヤーでも乗りましたが、中々目線が高く、大きく揺れ始めは怖かったが最後は楽しむことが出来た。

2010.3.24
追加しました

下左の写真は像から降りて新婦自宅へ向かう行列。先頭の女性が持っている赤い包みに結納金や指やネックレスの金製品が入っています。
下中の写真は持参した結納金や金製品が参列者全員に開示されます。結納金は新婦の経済力、ひいては新郎の体力を示すもので、新婦を幸せにすることが出来ると思うからです。
仲介者が大きな声で結納金の内容を報告し、新婦の両親が了解して初めて結婚が許される。