だまし絵のドーム。ちょっと見では違和感はなかったがよく見るとやはりドーム状でない事が分かる
祭壇も中々しっくりと荘厳だ
両手を広げた聖母マリアの像(聖母被昇天)。祭りの時、信徒に担がれて町に繰り出される。
チタデル(大城塞)の中の家々は大変お洒落だ。玄関を飾る十字軍のフレスコ画
ヴィクトリアの中心部は大きな広場になっていてそこに数多くの露店が店開きしており観光客などで賑わっていた。お土産屋やレストランなども多く観光で疲れた人々が一休みしている。
ヴィクトリアもやはり小道が入り組んでいる。やっと一人が通れるほどの狭い道もある。しかし、ここの町はの人々は大変お洒落で出窓には植物を飾ったり、入口にはマルタの騎士団の紋章とか小さなフレスコ画等を飾っている。
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ヴィクトリアの中心的な建築物はなんと言っても大聖堂だ。
ロレンツォ・ガッフォの設計により、1711年に建立されたバロック様式の堂々たるものだ。当初ドームが載るはずであったが資金不足で取りやめになった。しかし、大聖堂の中にはドームがあるように見える。イタリアの画家が遠近法を駆使しただまし絵により、壮大なドームがあたかもそこにあるような錯覚を与えるように造ったのだ。
ゴゾ島の中央部に位置するヴィクトリアは小高い丘の上にある大城塞の町である。ここの堡塁の上から見渡すパノラマは息を呑むほどの美しさだ。遠くに隣町の赤いドームの聖ジョルジュ教会見える。
2012.12.15
追加しました
(2012年10月6日)
ゴゾ島はマルタ本島の西6kmに位置する東西14km、南北4kmほどの小さな島だがギリシャの詩人・ホーマーがオデュッセイアで詠ったユリッシーズが7年間も滞留した島として、叉聖パウロが近くの小島に難破した島としても知られる。 島の中心には青銅時代から築かれた歴史豊かな大城塞都市ヴィクトリアがある。町の中心にはバロック様式の堂々たる大聖堂が聳え建つ。内部は素晴らしいバロック装飾に飾られ、天井には遠近法を駆使した壮大なドームがあたかもそこにあるかのように描かれただまし絵が有名だ。
天井にもカラフルな美しい天井画ある
バロック装飾が見事な大聖堂