かってのタナバン王国の都であったタバナンを北へ、バリ島で3番目に高いバトゥカウ山を目指し、木々が茂る細い道を登りつめると鬱蒼とした森の中にバリ6大寺院の一つの神秘的なバトゥカウ寺院に到着する。この寺はタナバン王国の国寺として建立され、境内には6基のメルが建つ。
左:寺院割れ門 バトゥカウ山を背景に立つ
右:寺院へ登る道。観光客は殆どいない
下左:入口近く建つ苔むす鐘楼
下中:入口の注意書き、腰布を巻き境内へ
下右:境内奥の聖水 ここで体を清めて

バリ島にはいくつものライステラスがあるが中でも最も美しく雄大だと言われているバトゥカウ山南山麓一面に広がる「本当にすばらしい」という意味を持つジャティルイライステラス。何世紀ににも亘って人間が自然に手を加え美しく、調和のとれた絵画の様な風景ををつくりあげた。
上:ジャティルイの雄大な景色
右:バトゥカウを背景のライステラス
左:ジャティルイ手前の観光客向け
  レストランレストラン
Naga Puspaから
下:同じくレストランにて

ジャティルイ棚田観光(2010年10月11日)

入口の注意板に歯が生えていない子供は入場禁止とある。歯が生えていない子供が入ると病気になるという言い伝えがあるからというちょっと変わった寺だ。中腹にあるプラタン湖 、タンブリガン湖、ブヤン湖 の3の湖の神を祀る祠もある。
上左:境内に多く植えられている赤い葉の植物、お祭りに
    よく使用される。ガイドに名を聞いたが忘れてしまった
上中:境内にある石像
上右:石像が置かれている祠
下左:苔むしたガルーダ象
下右:同じく境内内の石像

バトゥカウ山の山麓にあるこの寺はあまり大きくはなく、タマン・アユン寺院の様に明るく輝く華々しさはないが、何か神秘的で男性的だ。この地元の寺院のメルは全てこのバトゥカウ山にむけられ、地元の人々の信仰に大きく影響している寺だ。
左:境内建ち並ぶメル。素朴な感じで周りの木々に溶け込んでいる。
中:境内の様子
右:境内のメル。本当に静かで観光客は殆ど居らずゆっくりとした参拝が出来た

バトゥカウ寺院観光(2010年10月11日)

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2009.9.13
追加しました

レストランを出たころから天候が降ったりやんだりの雨模様となってきて空が霞んできたが、しっとりしたライステラスも何か趣がある。
ジャティルイに来る観光客は意外と少なく、この雄大な景色を独り占めの様な感じで堪能させてもらった。
写真はジャティルイにて

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