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エジプト・ルクソール ハトシェプト女王葬祭殿の巨像観光(2009年7月18日)

左、隣:第二テラス左側にある列柱群。各柱にはいろいろな像が彫刻されている。
右:ハトシェプト女王は通商に力を注いだ。現在のアフリカのエトリアに存在したとする謎の国
  プントとの交易場面をあらわしたリリーフ。

王家の谷の様子 葬祭殿での巨像群。

葬祭殿の第一テラスはまだ整備がされてない状態だった。
右の写真はテラスからみたナイル川をはさんで広がる市街地。

第二テラスの回廊の壁面にはまだ奇麗な壁画残されています。

冥界の王オリシスの巨大な列像の前で
本当に大きな像です。

王家の谷の後、ハトシェプスト女王葬祭殿
を見学しました。
エジプト初の女王ハトシェプト(BC1498〜1483)は夫のトトメス2世の死後、まだ幼かった息子トトメス3世の摂政となったが、後に自らファラオとなった。
高い岩壁をくり抜いて巨大な建物を建築した。
エジプトの観光地を旅行すると、白い制服着たセキュリティーポリスの姿が目に付く。
1997年11月ここハトシェプト葬祭殿で日本人を含め68名の死者が出た悲惨な武装テロが起きたのも記憶に新しい。
また05年シャルムエルシェイクで連続爆弾テロ、04,06年にダハフでも起き、つい最近も09年2月カイロで爆弾テロが起きているのだ。

左:第二テラスに上るスロープの入り口に立つホル神像。オリシス紳とイシス神の子供。
中:スロープからみた葬祭殿。絶壁を借景として壮大で独創的な建築物。
右:アヌビス神(犬の姿をした死者の神で、墓地の守護者でもある)殿のの壁画の一部。
   写真は撮れないが、きれいなカラー壁画が残っている。

2009.9.13
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