バンザイクリフ
サイパン島最北端の岬であり、太平洋戦争中アメリカ軍の激しい戦闘において、追い詰められた多くの日本兵や民間人が、スーサイドクリフと同様にアメリカ兵からの投降勧告、説得に応じず、80m下の海に身を投じて自決した悲劇の断崖(岬)である。現在は、サイパン島南太平洋地域の平和記念公園として整備され、慰霊碑や寺院が建立されており、崖周辺にある多数の供養塔とともに、観光地の1つとなっている。
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